2021/10/12 18:41

前回の記事ではテーブルのポイントをダイジェストでお伝えしたので、今回はもう少しフォーカスしてみようと思います。
それは、天板と脚の「差し込み」です。
完全に差し込んだあとに天板をブンブン振りまわしても抜けず、解体する時には脚の取っ手を持ってサッと抜ける、これを可能にするにはオス(脚)とメス(天板の穴)の絶妙な締め加減が必要です。

機械でコンマ何ミリの加工は可能ですが、使う人が気持ちよく抜き差しできるように最終的には手作業で感覚を頼りに行います。
後々の工程をイメージして、加工段階でできるギリギリのところまで少しずつ削っていく非常に繊細な作業です。

なぜこんなニッチな話をしたかといいますと、
この絶妙な「差し込み」によって囲炉裏型やミニタイプといった使い分けが簡単になり、組み立て後そのままでの移動も可能になり、持ち運びもかさばらずより軽くすることができるようになったからです。
地味かもしれませんが、デザインと実用性を兼ねたキャンプテーブルであると自負してます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※写真2枚目のミニテーブルは試作品のため、天板の穴の数が少なくなってます。
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